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「香能」に目覚める・・・

当方(Youji)、20年位前から「香り感覚」のことを「香覚」(コウカク)という言葉で表現してきましたが、その頃から比べると、もはや香りはその人の印象をも左右する「嗜好型必需品」になった感があるように思います。

それだけ、香りというものに「何か」を期待する現われなのだろうと思う今日この頃ですが・・・

おさらいの意味も含めて、ここで遡って「香覚」の意味を少し解説しておこうと思います。

 

「香覚」とは当方による造語でありますが、その文字が示す通り“香り感覚”に目覚めるということを意味します。そう、つまり昨日まで遭遇したことのなかった“香りに覚醒”するという意味で、平たく言えば“香りに目覚める”ということです。

 

ちょっとイメージしてみてください。昨日まで全然香りなどしなかった貴方の周りの友人が今日、とてもいい香りがしていたら、ちょっとドキッとするでしょう。まして、その香りがその人にとてもフィットしていれば少なからずその友人の印象、いわゆる好感度がアップしているはずなんです。

その時「今日、とてもいい匂いがするね・・」などと声をかけたら当の本人はその日をもって、まさに“香りの覚醒”に邁進していくことになります。

しかし、これがまた、逆に「なんか変なニオイがするね~・・」などと言われたら、その友人の“香覚”は、そこで一気にしぼんでしまう可能性があります。そう、これがまた“香りの覚醒に失敗”する典型的なパターンとなります。

“失敗”というのはちょっと大袈裟かもしれませんが、それを機にその友人は今後一切、香りとの遭遇機会を得ることが無いかも知れません。

 

“香り感覚”をどんどん積み重ねていく人と、まったく香りと縁が無い人とはこうして分かれていきます。

前者にとって香りは既に「嗜好型必需品」になっているというわけです。

おさらいはこのくらいにして、今回のタイトル「香能に目覚める」・・・とは一体どいうことなのか?

 

先日、趣味で時々行ってる某アミューズメントスペースで仕事するスタッフとすれ違った際、とてもいい匂いがするスタッフの方がいたので、何気なく聞いてみた。

「すみません、ちょっと聞いていいですか?・・なんの香水使ってるんですか?すごくいい匂いしますね・・」

某女曰く「わかりません」・・えっ!自分で使ってる香水?の名前がわからないの?思わず「どこで買ったの」と聞いてみた。そしたら何と某コンビニエンスストアで買ったという。たて続けに「いくらで買ったの?」と聞いたら・・某女曰く「mm~たしか500円くらい・・」当方、一瞬絶句!・・久々の衝撃に不自然な笑い顔でその場をとりつくろい、その後某コンビニへ急行!この店内の何処かにあの香りがあるかも・・・。

当方、仕事柄大体の察しはつくのだが・・・それにしてもこの日は2回程頭を揺さぶられた気がする。

 

ひとつは、某女が自分で使ってる香水?の名前すら知らないということ、そして二つ目はそれをコンビニで500円程で買ったということだ。某女が自分に香りをまとう為にとったこの行動の中に、これからの“香りのポジション”のようなものが潜んでいるような気がする・・。

 

少なくとも当方にとって香水の類は「嗜好品」という今までの概念が「嗜好型必需品」という概念に変化したことをなんとなく確信した出来事であった。「嗜好型必需品」というのは嗜好する人にとっては無くてはならない、そして継続して必要なものという概念だ。そして、それが消耗消費するものであれば自ずと回帰性が高いものとなる。

少し話を戻そう・・

しかしながら、そうなってくると今度は某女がその香水?を自分で買って使おうとしたその“動機”が気になってくるのだが・・名前も知らない安い香水を何故買ったのか?何故その香りを選んだのか?・・・

多分こう言うかも知れない・・「何となくいい匂いだったから・・」ただそれだけだったとしても・・・、

少なくとも某女から漂う、その匂いは当方にとって確実に効(香)を奏したのだ。

 

なぜなら、

見ず知らずである当方にとって「いい匂いするね」って言わせ、そして振り向かせたのだから・・

今度また機会があったら、さらに詳しいことを某女に聞いてみよう・・

 

アッ!ヤバイ!

いつの間に香りに引っ張られてる・・

 

香りには間違いなく香(効)能があるのだ・・

 

香能に目覚めた日・・

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